試打レポート
CF-445 TOUR LIMITED
まさにツアースペック 上級者も納得の仕様
Check Point!
- パワーヒッター限定
- ライナー性の強弾道
- コントール性も抜群
永井プロ&Dr スギの試打インプレッション
永井プロ 「構えた印象は商品名の通り、まさにツアーリミテッド。砲弾型のディープフェースで、ブラックカラーが精悍さを一層増しています。リアルロフトもほぼ表示通りでバルジも少なめ。ツアースペックを凝縮したヘッドだな、というのを感じさせます。打ってみると、ライナー性の強弾道が得られました。対象者はズバリ、ストレートからパワーフェードを持ち球にする、弾道コントロールができる上級者。低スピンも特筆すべき点ですね」
Dr スギ 「確かに低スピン(2254rpm)。永井プロのスイング軌道(インサイドアウト→ 1.4度、アッパーブロー→ 3.1度)ですと、インパクトロフト(17.9度)が増えて、トータル279.8Yを記録しました」
永井プロ 「ロフトが寝てくると球のつかまりが良くなってきますよね?」
Dr スギ 「はい。でも『CF-445 TOUR LIMITED』は、引っかかった球ではなく、ライナー性のストレート弾道です。ヘッド構造は低・浅重心ですので、HSが速く、左を警戒するゴルファーに最適なSPEC。上級者が性能を享受できる仕様といえます」
永井プロ 「そうですね。長尺仕様にしてHSを稼ぐというよりも、ある程度自分でHSが出せるゴルファーがポテンシャルを発揮できるヘッドといえそう。装着シャフトは、スピードよりもエネルギー感のあるモデルを選択するといい結果が期待できると思います。飛距離とテクニックに自信を持っている方は是非、トライしてみてください」
商品詳細
和宏エンタープライズの『ザ・ミステリー』シリーズは、細かなディテールまで、しっかりとした、完成度の高いモノづくりで全国の工房・ショップから信頼を寄せられているコンポーネントブランドだ。ロフト角はすべてリアル管理で、1個1個実測の上、出荷されている。その同社はドライバーヘッド MYSTERY『CF-445 TOURLIMITED』をこのほど投入。上級者の要望に応える、飛距離を満たす浅重心&ロースピン設計で、カラーリングはイオンプレーティングのブラック仕上げ。加えてDAT55Gのソフトな打感が特色。
- ロフト角:9、9.5、10、10.5、11、11.5度
- 体積:448㎤
- フェース素材:DAT55G
- ライ角:58.5°
- 重量:197g±
可搬型ゴルフアナライザー Golf Swing Better Plesio
今回は、いま業界で引く手あまたの最先端可搬型ゴルフアナライザー『Golf Swing Better Plesio』で計測。同製品は、毎秒1000フレームの高速度カメラ2台で撮影されたインパクトの瞬間映像をもとに、初速、弾道、スピン量等のボール計測。そして、クラブのブロー角、入射軌道、フェース角、ライ角、HS のデータ計測も可能な万能測定器。
お問い合わせ先:ディテクト(03-5457-1212 http://www.ditect.co.jp/)