試打レポート
C-HT911 UT
コンセプトが分かりやすいUT
Check Point!
- 構えやすい
- 飛距離性能◎
- やさしく球が上がる
永井延宏プロの試打インプレッション
チタンらしい弾きと打球音のUTですね。そのまま飛距離性能に繋がっており、コンセプトも分かりやすい。全体的なシェイプは、FWの流れを意識した丸みを帯びた形状。ですが、ネック部分はややオフセットが入っていて、アイアンのように素直に構えられるのが特長的。FWからアイアンに繋ぐクラブとしてバランスよくデザインされていますね。#3は飛距離性能、番手が短くなるに従って、スピン量が出てきますので、髙弾道でグリーンを積極的に狙っていける。UTはロングアイアンに換わるポジション。その距離を楽に打てるクラブという捉え方で装着シャフトを吟味してあげるとスペックに加え、実際の使用感も実戦向きになるでしょう。
堀内映伸の Buyer”s EYE
FW系譜のUTは、バルジを感じさせるマスキングのものが多く、特に小顔のUTではどこで構えれば良いのかボヤけがち。そういう意味で『C-HT911』は、バルジがないように見えるので、アイアンのように鋭いライン出しができる。チタン素材のメリットは、トップしてもある程度球が浮いてくれる点。特に#4、#5は高弾道で、グリーンを狙っていけるUTだと感じました。
商品詳細
和宏エンタープライズから、UTのニューモデル『MYSTERY C-HT911』が好評発売中。飛びとやさしさに拘ったモデルで、前作『C-HT811』との、大きな相違点は素材とOUTLOOK。ステンレスから飛距離性能に優れたDAT 55 Gに変更。加えて、バックフェース側にやや厚みを持たせることで深重心化を図るとともに、飛びの視覚的イメージが付加されている。フェース素材にはDAT 55 Gを採用し、番手は3タイプを用意。
仕様
- #3(ロフト角:19°、ライ角59°、重量233g ±、体積:118ml)
- #4(ロフト角:22°、ライ角59・5°、重量238g ±、体積:118ml)
- #5(ロフト角:25°、ライ角60°、重量243g ±、体積:118ml)